もし、1人数十万円もする予約困難な超高級レストランで、とんでもなくヤバい「死のフルコース」が提供されたら……?本作はそんな極限状態の孤島を舞台にした、最高に美しくて狂っているサスペンススリラーなんです!ただ客がパニックになって逃げ惑う映画かと思いきや、ウンチクばかり語る美食家や、料理を味わいもしない傲慢な金持ちたちに対して、カリスマシェフが強烈な「皮肉と復讐」を叩きつけていくブラックユーモアが満載で、観ていて妙にスカッとしちゃうんですよね(笑)。そして、コースの最後に行き着く「究極のデザート」の狂気と、予定外の客だった主人公が生き残るために注文する「あの身近な料理」!すべての伏線が見事に絡み合う、最高に洗練された極上のエンターテインメントなんです!今回は、観賞後に絶対にアレが食べたくなる映画『ザ・メニュー』について熱く解説していきます!
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ザ・メニュー あらすじ

孤島の超高級レストランに集められた12人の選ばれし客たち。しかし、カリスマシェフが用意したフルコースは、彼らの「罪」を暴く死の晩餐会だったんです!
美食家のタイラー(ニコラス・ホルト)と、彼の同伴者として急遽連れてこられたマーゴ(アニャ・テイラー=ジョイ)は、船に乗って孤島にある超高級レストラン「ホーソン」へと向かいます。そこには、有名な料理評論家、落ち目の映画スター、IT企業の成金など、一癖も二癖もある富裕層ばかりが集まっていました。
伝説のカリスマシェフ、スローヴィク(レイフ・ファインズ)が指揮を執り、芸術的なフルコースが次々と運ばれてきます。しかし、「パンのないパン皿」や「客の隠し事がプリントされたタコス」など、提供されるメニューはどこか異常で不穏な空気を纏っていました。やがて、副料理長が客の目の前で突然拳銃自殺を図り、レストランは完全に軍隊のようなスタッフに包囲されていることが判明します。スローヴィクの目的は、料理を「味わう」ことを忘れ、ただ消費するだけの傲慢な客たちを、自分たちスタッフもろとも全員道連れにして「究極の芸術(死)」を完成させることだったんです!

ザ・メニューの監督・キャスト・いつの作品か?

監督 マーク・マイロッド
キャスト レイフ・ファインズ、アニャ・テイラー=ジョイ、ニコラス・ホルト 他
いつの作品? 2022年公開のアメリカ映画
魅力 芸術を冒涜する富裕層への強烈な皮肉と、予測不能なフルコースのサスペンス!
怪演 レイフ・ファインズの圧倒的な威圧感と、アニャの反骨心あふれる目力が最高!

社会風刺とブラックコメディを見事に融合させた、サスペンス映画の新たな傑作なんですよね!
何と言っても、シェフのスローヴィクを演じたレイフ・ファインズ(『ハリー・ポッター』のヴォルデモート役でもお馴染み!)の威圧感が凄まじいんです。彼がパンッと手を叩くだけで、客もスタッフも(そして観客も!)ビクッとしてしまう圧倒的なカリスマ性。そして、ただ一人この狂気の空間に「予定外」で迷い込んでしまったヒロイン、マーゴを演じるアニャ・テイラー=ジョイの芯の強さが素晴らしい!さらに、ニコラス・ホルト演じる「ウンチクばかりのウザい美食家・タイラー」の痛々しい演技も相まって、キャラクターたちの人間模様がめちゃくちゃ面白いんですよ。

ザ・メニュー ストーリーネタバレ解説

次々と運ばれてくる狂気の料理と、暴かれていく客たちの本性。ここからは、予測不能なフルコースの展開を熱く振り返っていきます!

不穏なフルコースの幕開けと「パンのないパン皿」

ホーソンの料理は、最初からどこかおかしいんです。究極の自然を表現したと言って「ただの岩に乗った葉っぱ」が出てきたり、貧しい人々の食べ物だったパンを富裕層には与えないと言って「ソースだけが乗ったパンのないパン皿」が提供されたり。料理評論家たちはそれを「素晴らしい芸術だ!」と褒めちぎるんですが、マーゴだけは「パンを出してよ!」とブチギレるんです(笑)。この時点で、シェフのスローヴィクは「自分の料理を心から味わわず、ただステータスとして消費する客たち」を強烈に皮肉り、見下していることがバシバシ伝わってくるんですよね。

暴かれる「罪」と、エスカレートする狂気

コースが進むにつれ、スローヴィクの狂気は隠しきれないものになっていきます。タコスには、富裕層たちの「脱税」や「不倫」の証拠画像がレーザープリントされて提供され、ついにはスーシェフ(副料理長)が「シェフの期待に応えられない」と言って、客の目の前で拳銃を口にくわえて自殺してしまうんです!パニックになる客たちですが、屈強なスタッフたちに包囲され、指を切り落とされたり、海に沈められたりと、誰も島から逃げることはできません。スローヴィクは「与える者(スタッフ)」と「奪う者(客)」の究極の対立を描き、最後は全員で死ぬことでこの晩餐会を完成させようとしていたんです。

予定外の客「マーゴ」の存在と、タイラーの胸糞な真実

スローヴィクの完璧な「死のメニュー」の計算を唯一狂わせたのが、マーゴの存在でした。彼女はタイラーに雇われたコールガールであり、本来このレストランに来るはずの人間(富裕層)ではなかったんです。
そしてここで、タイラーのあまりにも胸糞悪い真実が発覚します。なんと彼は、事前に「この晩餐会に参加した者は全員死ぬ」ということをスローヴィクからのメールで知っていたんです!それでも「歴史的なメニューの目撃者になりたい」という狂った美食家としての欲望のために、一人では予約できないからと、死ぬと分かっていてマーゴを巻き添えに連れてきたんですよね。このクズっぷりには、観ていて本気でイライラさせられます!

結末・ラストシーンの解説

全員が逃れられない「究極のデザート」と、マーゴの痛快すぎる起死回生の一手!このラストは映画史に残るカタルシスなんですよ!
絶望の中、スローヴィクに「お前は与える者(労働者)か?それとも奪う者か?」と問われたマーゴは、シェフのプライベートな部屋に侵入し、彼が「若い頃、ハンバーガーショップで楽しそうにパティを焼いていた写真」を見つけます。
そして、全員が死を待つばかりのメインディッシュの前に、マーゴは突然手を叩いてスローヴィクを呼びつけ、こう言い放つんです。「あなたの料理は愛情がないわ。私を満足させてみて。普通のチーズバーガーを作って」と。
この予想外の注文に、スローヴィクの目に一瞬「料理人としての純粋な喜び」が宿ります。彼は最高の笑顔で、本当に美味しそうな極上のチーズバーガーを作り上げ、マーゴに提供するんです。マーゴはそれを一口かじり、「美味しいわ。でもお腹がいっぱいだから、お持ち帰り(To Go)にしてもらえる?」と頼みます。スローヴィクは丁寧に箱に入れ、彼女に代金を払わせて(客としての正当な取引を成立させ)、マーゴだけを店から逃がしてあげるんですよね!
マーゴが島を脱出した後、残された客たちには「究極のデザート」が提供されます。客たちはマシュマロの帽子やチョコレートのケープを着せられ、床に撒かれた粉砂糖とシロップの真ん中に座らされます。そう、彼ら自身が巨大な「スモア(キャンプファイヤーで食べるマシュマロのお菓子)」にされたんです!スローヴィクが火を放ち、レストランは客もスタッフも全員燃え上がり、壮大な芸術(死)が完成します。
ラストシーン。燃え盛る島を対岸のボートから見つめながら、マーゴがお持ち帰りしたチーズバーガーを美味しそうにムシャムシャとかじる姿で映画は幕を閉じます。高級料理の虚飾を打ち砕く、最高にジャンクで痛快なエンディングでした!

【考察】最後(ラスト)の意味は?なぜマーゴだけ助かったのか?

あんなに残酷なシェフが、なぜマーゴの「チーズバーガーお持ち帰り」だけは許したのでしょうか?そこには、スローヴィクの悲しき料理人としての深層心理が隠されているんです!考察していきます!

「料理を作る喜び」を思い出させてくれたから

スローヴィクは、料理を究め、芸術の域にまで高めた結果、誰も料理そのものを「美味しい」と純粋に楽しんでくれなくなってしまったことに絶望していました。ウンチクを語るだけのタイラーや、粗探しをするだけの評論家たち。彼にとって客は「奪う者(自分の精神を消費するだけの存在)」になってしまったんです。
しかしマーゴは違いました。彼女は「お腹が空いた。美味しいものが食べたい」という、料理に対する最も純粋で根源的な欲求を彼にぶつけたんです。そして彼が若い頃、ハンバーガーショップで「お客さんを笑顔にするために料理を作っていた」という原点(一番輝いていた頃の自分)を思い出させてくれた。だからこそ、スローヴィクは彼女を「ただの客」ではなく「自分に料理を作る喜びを与えてくれた人間」として認め、逃がしたのだと考えられます。

完璧な「サービスと対価」の成立

もう一つのポイントは、マーゴが「お持ち帰り」にし、しっかりと「代金(現金)」を払ったことです。スローヴィクのレストランでは、富裕層たちは料理を芸術として消費し、感謝もせずにただカードで払うだけでした。しかしマーゴは、「普通の料理を注文し、美味しく食べ、持ち帰りを頼み、現金で対価を払う」という、飲食店の最もシンプルで正しい「サービスと対価の交換」をやってのけたんです。この完璧なやり取りが成立したことで、スローヴィクの狂気の中にあった「料理人としてのプライド」が完全に満たされたのだと言えますね!

伏線回収まとめ

タイラーの狂気や、シェフの行動に隠された緻密な伏線が、ブラックコメディとしての面白さを爆発させているんですよ!

タイラーの異常な料理写真の撮影

映画の前半、タイラーはスローヴィクから「料理の写真は撮るな(今この瞬間を味わえ)」と注意されているのに、隠れてパシャパシャと写真を撮り続けていましたよね。単なるマナーの悪い美食家かと思いきや、彼が「今日自分が死ぬ(もう二度と食べられない)」と知っていたからこそ、狂ったように記録に残そうとしていたという、鳥肌モノの伏線だったんです!

タイラーの「クソ料理」とシェフの残酷な仕打ち

ウンチクばかり語るタイラーに対し、スローヴィクは「君の知識は素晴らしい。では、実際に料理を作ってみろ」と厨房に立たせます。タイラーが自信満々に作った料理は……見栄えも味も最悪の「クソ料理」でした(笑)。スローヴィクに「君の料理は無価値だ」と耳元で囁かれたタイラーは、絶望して自ら首を吊ってしまいます。ウンチクだけで何も生み出せない「消費するだけの人間」に対する、シェフからの最高に強烈で残酷なしっぺ返しという伏線回収でした!

心に刺さる!名シーン5選

狂気と皮肉、そして最高に美味しそうな飯テロ!絶対に目が離せなくなる名場面を厳選して紹介します!

名シーン1:伝説の「パンのないパン皿」

高級レストランでお通しとして出されたのが、ソースの滴だけが乗った「パンのないパン皿」。これに戸惑う客たちと、「芸術だ!」と無理やり褒める評論家の対比が最高に滑稽なんです。

ここが見どころ!
  • 「あなた方にはパンを食べる資格はない」というシェフの静かなる宣戦布告
  • 空の皿を見て「で、パンは?」とキレるマーゴの圧倒的な正論(笑)

名シーン2:副料理長(スーシェフ)の突然の自殺

完璧なフルコースが続く中、「ザ・メス(混乱)」というメニューの説明の直後、副料理長が客の目の前で突然拳銃自殺をするシーン。ここから映画の空気が一気にサスペンスへと豹変します!

ここが見どころ!
  • 客たちが「これも演出か?」と現実を受け入れられない圧倒的な非日常感
  • 動じることなく、無表情のまま次の料理の準備を始めるスタッフたちの狂気

名シーン3:タイラーがマーゴを「死ぬと分かって」連れてきた発覚

タイラーが最初から全員死ぬ計画を知っており、ただ自分が食事をするためにマーゴを道連れにしたとシェフが暴露するシーン。彼への嫌悪感が一気にMAXになります!

ここが見どころ!
  • 「歴史の一部になりたかったんだ」というタイラーの狂った自己愛
  • 真実を知ったマーゴが、怒りと軽蔑を込めてタイラーをビンタする爽快感

名シーン4:マーゴの起死回生「チーズバーガー」注文

極限状態の中、マーゴがシェフの原点を突いて「普通のチーズバーガーを作って」と注文するシーン。緊迫した空気の中で、純粋に料理を作る音が響く最高にエモい名場面です!

ここが見どころ!
  • パティがジュージューと焼かれ、チーズがとろける圧倒的な「飯テロ」映像
  • この映画で初めて、シェフが「本当の笑顔」を見せる感動的な瞬間

名シーン5:究極のデザート「人間スモア」と炎上するレストラン

客たちがマシュマロとチョコを被らされ、人間スモア(デザート)として燃やされる狂気のラスト。外に脱出したマーゴが、それを眺めながらバーガーをかじる対比が痛快です。

ここが見どころ!
  • 富裕層たちが抵抗を諦め、自分たちが「消費される側」になったことを受け入れる異様さ
  • すべてを燃やし尽くす炎の前で、ジャンクフードを頬張るマーゴの最高にクールな姿

ザ・メニューはどこで見れる?

映画『ザ・メニュー』の配信状況をまとめました。視聴先を選ぶ際の参考にしてみてください。

サービス名 見れる? 映画作品数 月額料金
U-NEXT 39万作以上 2,189円/月額
Netflix × 非公開 790円/月額〜
Amazonプライム 1万作以上 600円/月額
Lemino × 18万作以上 990円/月額
WOWOW × 常時配信 2,530円/月額
クランクインビデオ △(レンタル) 約1万作以上 990円/月額〜
TSUTAYA DISCAS 〇(無料レンタル) 35万作以上 1,026円/月額〜
Hulu × 14万作以上 1,026円/月額
ディズニープラス 2万作以上 990円/月額〜
Hulu | Disney+ セット × 16万作以上 1,490円/月額
スクロールできます

ザ・メニューの平均評価

総合点数

ザ・メニュー(2022)

狂気のシェフによる予測不能な死のフルコース

傲慢な富裕層への痛快なブラックユーモア

チーズバーガーがもたらす最高のカタルシス

9

おもしろさ

10

ストーリー

9

キャラ

10

没入感

総合平均評価


ただ怖いだけでなく、芸術を消費する現代人への痛烈な皮肉が込められた超一級のブラックコメディ!観終わった後に絶対にチーズバーガーが食べたくなる、最高に美味しいスリラーなんですよね!

ザ・メニューはどんな人におすすめか?

本作の洗練された狂気と極上の飯テロに絶対にハマる、おすすめの読者層をご紹介します!

ズバリ!こんな人におすすめ
  • 孤島や密室から逃げられない状況下で、次々と予測不能な事態が起こるハラハラドキドキのサスペンスが好きな人
  • 嫌味な金持ちやウンチクばかりの人間が、徹底的に痛い目に遭うブラックユーモア(皮肉)でスカッとしたい人
  • 映画を観た後に、無性に特定の食べ物(今回はチーズバーガー!)が食べたくなるような、強烈な没入感のある映画を探している人

映画『ザ・メニュー』は、美しく狂ったフルコースを通して「本当に価値のあるものとは何か?」を私たちに突きつけてくる、最高にスリリングな傑作なんです!
タイラーのクズっぷりに呆れ果て、スローヴィクの狂気に震え、マーゴの起死回生の一手に思わず拍手喝采してしまうはず。
サスペンスとブラックコメディの見事なマリアージュ!まだ観ていない方は、ぜひハンバーガーを用意してから、ディズニープラスやU-NEXTを開いてこの死の晩餐会に参加してみてくださいね!今回は『ザ・メニュー』について熱く解説していきました!